避難訓練の前に、各クラスで、避難の仕方を、確認しました。
2年生の教室では、先生がこんな質問をしていました。
「緊急地震速報が聞こえたら、出入り口の扉を開けるんだよ。どうしてだと思う?」
……一生懸命考える子どもたち…。
答えは、「逃げ道を確保するため」です。
地震で建物が変形したり破損したりすると、扉が開かなくなることがあります。そうなる前になるべく扉を開けておきます。過去の地震で 実際に扉が開かなくてなかなか外に出ることができず避難に時間がかかったという例があります。
4年生の教室では、第1次避難・第2次避難・第3次避難の仕方を、確認していました。
第1次避難 … 「頭部を保護し,安全な場所でダンゴムシのポーズ」
緊急地震速報が聞こえたら、どこにいても、自分で安全な場所を見つけてください。
周りを見て、何かが「うごいてこないか、 たおれてこないか、 おちてこないか」を確かめます。 「うたお」と覚えましょう!
第2次避難 … 「屋外へ避難する」
「おさない はしらない しゃべらない もどらない」 「おはしも」は絶対に守ります!
一人ひとりがあわてずに適切な行動をすることが大切です。
第3次避難 … 「津波の被害を避けるため,2階以上の階へ避難する」
もちろん、この避難も「おはしも」は絶対に守ります!
半田市への警報が発表されたら、速やかに安全な高所(校舎の2階以上)に移動します。
午後2時、半田市に震度5弱の地震が発生した想定で避難訓練が始まりました。
地震発生! 机に潜って頭を守っています。
地震がおさまったら、運動場へ移動します。落下物から頭を守ることが大切です。
「おはしも」を守って真剣に取り組めました。
人員確認中です。
各担任→学年主任→本部と伝達します。
校庭への避難完了報告は避難指示後、5分30秒後でした。
校長先生のお話を聞きました。
大地震は、本日のように日差しが強く暑い日、反対に雨が降っているとき、どんな天候の時に起こるかわかりません。また、早朝、夜暗くなってからなど、どんな時間帯に起こるかもわかりません。普段の生活から、静かに集まり、落ち着いて話を聞くことを意識していれば、何か起こったときにも、大事なことを聞き漏らすことなく行動できます。
7月・8月にも、関東地方・九州地方に震度5以上の大きな地震がありました。
「ここは大丈夫だ」という気持ちではなく、もしかしたら自分の町にも何かが起こるかもしれないという気持ちで過ごしましょう。